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【W杯小話・特別編】三頭の獅子が魅せた3人|均衡と、威厳と、覚醒。

【W杯小話・特別編】三頭の獅子が魅せた3人

均衡と、威厳と、覚醒。

どうも、うがちでトニーです。

北欧の獅子は止まった。

延長戦の末、ノルウェーに競り勝ったのは、

三頭の獅子。

イングランドやった。


先制された。

勝ち越し点を奪われかけた。

試合は延長戦まで続いた。

それでも最後に立っていたのは、イングランドやった。


正直に言う。

派手に圧倒した試合やない。

苦しかった。

危ない場面もあった。

それでも、三頭の獅子は倒れへんかった。


支える選手がおる。

国を背負う王がおる。

そして、今大会でもう一段階目を覚ました若き獅子がおる。


トニーがノルウェー戦で印象に残ったのは3人。

デクラン・ライス。

ハリー・ケイン。

ジュード・ベリンガム。


均衡。

威厳。

覚醒。

三頭の獅子が魅せた3人を、

オブ缶片手にもう一段うがってみようと思う。


三頭の獅子を支えた均衡、デクラン・ライス

デクラン・ライス

正直に言う。

こういう選手は、試合を見終わってから効いてくる。


派手なゴールはない。

劇的なアシストもない。

それでも、気付けばピッチの真ん中におる。

デクラン・ライスや。


ノルウェーは強かった。

ウーデゴールが動かす。

シェルデルップが閃く。

ハーランドが前へ出る。

一瞬でも崩れれば、北欧の獅子に飲み込まれる。


そこで、ライスがおる。

相手の前進を止める。

こぼれ球を拾う。

味方へ繋ぐ。

危なくなれば、もう一度戻る。


守るだけやない。

前へ運ぶ。

試合を落ち着かせる。

攻める時間と、耐える時間を整える。

その全部を、目立たんところで続けてた。


イングランドは先制された。

流れを持っていかれそうになった。

それでも、試合は壊れへんかった。


攻撃に出過ぎへん。

守備に下がり過ぎへん。

前と後ろを繋ぎ続ける。

その均衡があったから、イングランドは反撃する形を失わへんかった。


サッカーは、点を取る選手だけでは勝たれへん。

誰かが試合を支える。

誰かが崩れそうな流れを戻す。

その役目を背負っていたのが、ライスやった。


次はアルゼンチン。

少しの隙が、そのまま失点へ繋がる相手や。

三頭の獅子が前へ進むためには、

もう一度、この男が真ん中を整えなあかん。


だから今回は、

三頭の獅子が魅せた3人。

デクラン・ライスは、三頭の獅子を支える均衡を教えてくれた。


三頭の獅子が誇る威厳、ハリー・ケイン

ハリー・ケイン

正直に言う。

ケインは、ノルウェー戦で主役やなかった。


ゴールは幻になった。

派手なヒーローインタビューもない。

でも。

イングランドには、最後までケインがおった。


前線で身体を張る。

競り合う。

味方へ落とす。

時間を作る。

苦しい時間ほど、その存在感は大きくなっていく。


世界には。

点を取るストライカーは、たくさんおる。

でも。

試合そのものを落ち着かせるフォワードは、そう多くない。

それがケインや。


今大会も。

ゴールを積み重ねる。

歴代得点記録を更新し続ける。

それでも本人は、派手に喜び過ぎへん。

次の一点。

次の勝利。

視線は、いつも前を向いている。


その姿を見ていると。

「威厳」という言葉が、一番似合う気がする。

焦らへん。

騒がへん。

でも、誰よりも勝利を知っている。


次の相手はアルゼンチン。

世界中が注目する大一番や。

そんな舞台でも。

きっとケインは変わらへん。

静かに前を向き。

静かにゴールを狙う。


王者には、王者の風格がある。

三頭の獅子には、王の威厳がある。

その中心に立つ男が、ハリー・ケインや。


だから今回は、

三頭の獅子が魅せた3人。

ハリー・ケインは、三頭の獅子が誇る威厳を教えてくれた。


三頭の獅子が迎えた覚醒、ジュード・ベリンガム

ジュード・ベリンガム

正直に言う。

ノルウェー戦の主役は、ベリンガムで決まりや!て思う。


ノルウェーが先制する。

スタジアムが揺れる。

イングランドにも焦りが見え始める。

そんな空気やった。


でも。

前半終了間際。

ゴール前へ飛び込む。

押し込む。

同点。

試合を、もう一度振り出しへ戻した。


それだけやない。

延長前半。

ロジャーズの強烈なシュート。

ニーランが弾く。

そのこぼれ球へ、一番早く反応した。

迷わへん。

振り抜く。

ネットが揺れる。

劇的な決勝ゴール。


もちろん。

運もあったかもしらん。

でも。

運だけで、あそこにはおれへんのよ。

最後まで走り続けた者だけが、あの場所へ辿り着くんよ。


今大会。

ベリンガムは、また一段階変わった。

得点を決める。

試合を動かす。

勝利を引き寄せる。

気付けば、イングランドの中心に立ってる。


若き才能。

そう呼ばれていた時間は、もう終わりなんかもしれへん。

世界は今。

一人の新しい主役を見始めている。


次の相手はアルゼンチン。

世界最高峰の舞台でも。

この覚醒は、まだ止まる気がせえへん。


だから今回は、

三頭の獅子が魅せた3人。

ジュード・ベリンガムは、三頭の獅子の覚醒を教えてくれた。


まとめ

三頭の獅子。

延長戦を制し、ベスト4へ駒を進めた。

でも、この勝利は勢いだけで掴んだものやない。


ライスは、三頭の獅子を支える均衡を見せた。

ケインは、王者の威厳を見せた。

ベリンガムは、新たな覚醒を見せた。


均衡。

威厳。

覚醒。


この3つがあったからこそ。

イングランドは北欧の獅子を乗り越え、

準決勝まで辿り着いた。


デクラン・ライス。

ハリー・ケイン。

ジュード・ベリンガム。

三頭の獅子が魅せた3人。


頼んだぞ、ライス。

見せてくれ、ケイン。

驚かせてくれ、ベリンガム。


でも。

次に待っている相手は、

ただの強豪やない。

白と水色の王者。

ラ・アルビセレステ。


三頭の獅子は、その牙で王者を越えるのか。

それとも、白と水色の誇りが世界を照らすのか。

世界中が待つ準決勝。

トニーもオブ缶片手に、その続きを見届けようと思う。


均衡と、威厳と、覚醒。

その先に待つ白と水色の王者を、次はもう一段うがっていくで。

W杯を心より熱烈応援中のうがちでトニー

――うがちでトニー、オブ缶片手に三頭の獅子の威厳と、白と水色の王者をうがってみました。


◆直近の小話振り返り◆

  • 【W杯小話・特別編】王国を止めた北欧の3人 ▷▷▷ こちら
  • 【W杯小話・特別編】北欧の獅子が残した3人 ▷▷▷ こちら

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サッカーの流れや違和感を個人的に追いかけています。

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