【W杯小話・特別編】北欧の獅子が残した3人|頭脳と、閃きと、消えない夢。
【W杯小話・特別編】北欧の獅子が残した3人
頭脳と、閃きと、消えない夢。
どうも、うがちでトニーです。
北欧の獅子は止まった。
イングランドに1-2。
延長戦の末、ベスト8で大会を去ることになった。
正直、寂しかった。
ブラジルを倒した勢いなら。
もしかしたら。
そう思わせてくれるチームやったから。
でも。
試合が終わって最初に思ったことは、
「ノルウェーは負けた。」やなかった。
『ノルウェーは、世界の勢力図を少しだけ塗り替えた。』
そんな気持ちやった。
王国ブラジルを倒した。
イングランドを延長まで追い詰めた。
それだけでも、この大会で十分な爪痕を残したと思う。
そして、その中心には。
最後まで希望を持って戦い続けた選手たちがおった。
トニーがイングランド戦で印象に残ったのは3人。
マルティン・ウーデゴール。
アンドレアス・シェルデルップ。
アーリング・ハーランド。
頭脳。
閃き。
消えない夢。
北欧の獅子が残した3人を、
オブ缶片手にもう一段うがってみようと思う。
北欧を動かした頭脳、マルティン・ウーデゴール
マルティン・ウーデゴール
正直に言う。
この試合で、一番ノルウェーらしかった選手や。
前半36分。
ウーデゴールが前を向く。
一瞬の隙を見逃さん。
鋭いパスを送り出す。
その先に走り込んだのが、シェルデルップやった。
ゴール。
先制。
北欧の獅子が、大きく牙を剥いた瞬間や。
でも。
ウーデゴールの凄さは、その一本だけやない。
試合を落ち着かせる。
味方を動かす。
攻撃のリズムを作る。
その全部を、九十分以上やり続けていた。
派手なドリブルで魅せるタイプやない。
豪快なシュートを決め続ける選手でもない。
でも、気付けば試合の中心におる。
それがウーデゴールや。
ノルウェーがブラジルを倒せたことも。
イングランドを延長まで追い詰めたことも。
その土台には、彼の落ち着いたゲームメイクがあった。
試合には負けた。
でも、指揮官としての存在感は最後まで消えへんかった。
北欧の獅子は、確かに世界を揺らした。
その先頭に立っていたのが、ウーデゴールやった。
だから今回は、
北欧の獅子が残した3人。
ウーデゴールは、北欧を動かす頭脳を教えてくれた。
北欧を輝かせた閃き、アンドレアス・シェルデルップ
アンドレアス・シェルデルップ
正直に言う。
この試合で、一番最初に世界を驚かせたのはシェルデルップやったと思う。
前半36分。
ウーデゴールが前を向く。
そのパスに反応する。
顔を上げる。
前にはハーランドがおる。
通すんか。
撃つんか。
その一瞬で選んだプレー。
ボールは、そのままゴールネットへ吸い込まれた。
先制。
北欧の獅子が牙を剥いた。
イングランド相手でも。
ノルウェーは何も恐れてへんかった。
正直。
あれがシュートやったんか。
ハーランドへのラストパスやったんか。
それは本人も分からへん。
でも。
その一瞬の感覚が、イングランドを慌てさせた。
ブラジル戦でも輝いた。
そして、この試合でも輝いた。
偶然やない。
シェルデルップには、
試合を動かす閃きがある。
ゴール前で顔を出す。
味方の動きを見る。
最善を閃く。
その感覚は、数字だけでは表せへん才能なんやと思う。
試合には負けた。
でも、この一撃があったから。
イングランドは延長戦まで追い込まれた。
北欧の夢は、最後まで生き続けた。
若い才能は、もう世界で通用している。
ブラジル戦だけやない。
イングランド戦でも、それを証明した。
だから今回は、
北欧の獅子が残した3人。
シェルデルップは、北欧を輝かせる閃きを教えてくれた。
北欧が夢を託した怪物、アーリング・ハーランド
アーリング・ハーランド
正直に言う。
この試合でも、一番相手が警戒していた選手はもちろんハーランドやった。
イングランドも知っている。
一瞬でも自由にしたら終わる。
だから身体を寄せる。
競り合う。
何人でも囲む。
それでも止まらへん。
前へ走る。
身体を張る。
ゴールを狙う。
その存在だけで守備が動く。
でも。
そんな怪物やからこそ。
起きてしまった。
後半。
ノルウェーが勝ち越した。
……そう思った。
でもVAR。
その前の競り合いで、
ハーランドのファウル。
ゴールは取り消された。
もし、あの場面がなければ。
もし、あの一点が認められていたら。
試合は、また違う未来やったかもしれへん。
でも、それもサッカーや。
相手より強い身体。
誰よりも前へ出る力。
その武器が、ほんの少しだけ大き過ぎた。
ブラジルを倒した。
イングランドも最後まで苦しめた。
夢は届かんかった。
でも、この大会で世界は見た。
北欧には、一人の怪物がおることを。
世界は変わっていく。
でも。
ハーランドは、まだ終わらへん。
この敗戦も。
きっと、怪物をもっと怪物にする一歩になる。
だから今回は、
北欧の獅子が残した3人。
ハーランドは、夢を背負う怪物を教えてくれた。
まとめ
北欧の獅子。
ベスト8で大会を去った。
でも、この敗戦だけで終わる物語やなかった。
ウーデゴールは、北欧を動かす頭脳を見せた。
シェルデルップは、北欧を輝かせる閃きを見せた。
ハーランドは、夢を背負う怪物を見せた。
頭脳。
閃き。
消えない夢。
この3つがあったからこそ。
ノルウェーは王国ブラジルを倒し、
イングランドを延長戦まで追い詰めた。
マルティン・ウーデゴール。
アンドレアス・シェルデルップ。
アーリング・ハーランド。
北欧の獅子が残した3人。
ありがとう、ウーデゴール。
期待してるで、シェルデルップ。
楽しみにしてるで、ハーランド。
北欧の獅子は止まった。
でも、その咆哮は世界中に響いた。
トニーは、その姿を忘れへん。
北欧が見せてくれた勇気と夢は、次の舞台へ受け継がれていく。
そして次は、スリーライオンズをもう一段うがっていくで。
――うがちでトニー、オブ缶片手に北欧の軌跡と、三頭の獅子をうがってみました。
◆直近の小話振り返り◆
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