【W杯小話・特別編】スウェーデン戦へ繋げる5人・後編|新しい道と、後ろから支える芯
【W杯小話・特別編】スウェーデン戦へ繋げる5人・後編
新しい道と、後ろから支える芯
どうも、うがちでトニーです。
前編では、チュニジア戦からスウェーデン戦へ繋げたい3人を見た。
鎌田大地。
上田綺世。
田中碧。
答えと、道しるべと、前へ運ぶ力。
チュニジア戦の4-0には、前へ向かう材料がかなり詰まっていた。
でも、チュニジア戦をもう少し後ろから見ると、
また別の名前が浮かんでくる。
派手なゴールだけではない。
前へ進むためには、奪う選手がいる。
支える選手がいる。
後ろから試合を動かす選手がいる。
スウェーデン戦へ繋げるなら、そこも見ておきたい。
後編で語るのは2人。
佐野海舟。
板倉滉。
佐野は、中盤に新しい道を作った選手。
板倉は、後ろからチームを支える芯になる選手。
ここからは、もう少し後ろからうがっていくで。
新しい道を作った、佐野海舟
佐野海舟
チュニジア戦で、佐野の名前も残った。
最初は、守田英正がいない中で、
誰が中盤の呼吸を整えるのか。
そこを見ていた。
でも試合を見終えて思った。
佐野は、ただ穴を埋める選手ではない。
新しい道を作る選手や。
後半83分。
佐野のアシストから、上田綺世がヘディングで仕留めた。
日本の4点目。
試合を完全に閉じるゴールやった。
もちろん、決めた上田も大きい。
でも、そこへ届けた佐野の一手も見逃せない。
あの場面で前へ出せる。
ゴールへ繋がる場所へ運べる。
それは、次の試合にも必要になる力や。
守田がいない。
遠藤航もいない。
そうなると、どうしても「誰が代わりをするのか」という見方になる。
でも、代わりだけを探していても、試合は前に進まない。
いない選手の影を追うだけではなく、
今いる選手が何を作れるか。
そこを見る必要がある。
佐野は、その答えのひとつを見せたおもう。
奪う。
支える。
つなぐ。
そして、前へ届ける。
派手に見えない時間帯でも、
中盤でそういう仕事が積み重なると、試合は動く。
チュニジア戦の4点目は、
その積み重ねがゴールになった場面でもあった。
スウェーデン戦は、チュニジア戦ほど自由に前へ出られないかもしらん。
相手の強度も上がる。
球際も厳しくなる。
中盤で奪われたら、一気に危うくなる。
だからこそ、佐野のように、
守るだけではなく、前へ道を作れる選手が大事になる。
次へ繋げる5人。
佐野海舟は、日本代表の中盤に新しい道を作る選手や。
後ろから支える芯、板倉滉
板倉滉
そして、最後に置きたいのは板倉滉や。
前回のチュニジア戦前の記事でも、
トニーは板倉の名前を出した。
遠藤航の芯を、誰が受け取るのか。
その目線で見たとき、
板倉はどうしても外せんかった。
チュニジア戦でも、板倉はただ守っていたわけではない。
前半31分。
板倉滉の素早い攻めから、上田綺世のW杯初ゴールが生まれた。
守備の選手が、後ろで止めるだけではなく、
前へ押し出す。
その判断が、日本の2点目に繋がった。
あれはほんま大きい。
センターバックは、目立たない時間の方が多い。
でも、目立たない時間にこそ仕事がある。
相手の攻撃を消す。
ラインを保つ。
味方を動かす。
そして、行けると踏んだら前へ出す。
板倉には、その全部がある。
遠藤航がいない中で、
チームの芯をどう保つのか。
これは簡単な話ではあらへん。
中盤だけで支えるもんでもない。
後ろから声を出す選手。
後ろから判断する選手。
後ろからチームを押し上げる選手。
そういう存在が必要になる。
板倉は、その役割を担える選手や。
スウェーデン戦では、守る時間も必ず出てくる。
チュニジア戦のように、ずっと気持ちよく進むとは限らん。
押し込まれる時間。
跳ね返す時間。
我慢する時間。
そういう時間に、板倉の価値は出る。
そして、ただ耐えるだけではあかん。
奪ったあと、どこへ出すか。
後ろからどう前へ繋げるか。
そこまで含めて、板倉滉を見ておきたいんよ。
チュニジア戦の4-0は、前の選手だけで作った勝利ではない。
後ろから支えた選手がいて、
中盤で道を作った選手がいて、
最後にゴールへ繋がった。
板倉は、その流れの中で、
守備の芯と、前へ押し出す力の両方を見せた。
次へ繋げる5人。
板倉滉は、後ろから日本代表を支える芯になる選手や。
後編まとめ
チュニジア戦の4-0を、もう少し後ろから見た。
そこには、前編とは違う材料があった。
中盤に新しい道を作る選手。
後ろから支える芯になる選手。
スウェーデン戦へ繋げるには、そこも大事になる。
佐野海舟は、守田や遠藤の不在をただ埋めるだけではない。
自分の足で前へ進み、
自分の判断でゴールへ繋げた。
上田の4点目を導いたアシストは、
中盤に新しい道ができた証拠でもあった。
板倉滉は、後ろから試合を支えた。
守るだけではなく、前へ押し出す。
止めるだけではなく、攻撃の始まりにもなる。
遠藤航の芯を受け取るように、
日本代表の後ろに一本、強い線を引いた。
前編では、鎌田、上田、田中碧を見た。
後編では、佐野と板倉を見た。
これで5人。
チュニジア戦で見えた答え。
スウェーデン戦へ繋げたい材料。
勝った試合ほど、拾えるものは多い。
そして、拾ったものを次の試合でどう使うか。
そこが本当の勝負になる。
スウェーデン戦へ繋げる5人。
前から、真ん中から、後ろから。
この5人が、次の一戦で何を運ぶのか。
そこをもう一段、うがって見ておきたい。
もちろん、ここで名前を出さなかった選手にも、
次へ繋がる匂いはある。
5人に絞っただけで、答えが5つだけとは限らない。
チュニジア戦の4-0には、まだ見えていない材料も残っている。
そこまで含めて、スウェーデン戦前の日本代表をうがっておきたい。
――うがちでトニー、オブ缶片手にスウェーデン戦前の日本代表をもう一段うがってみました。
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